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数学が暗記科目ではつまらない

  • 執筆者の写真: 直樹 海老沼
    直樹 海老沼
  • 2024年4月3日
  • 読了時間: 1分

新学年ももうすぐ始まりますが、嫌な天気が続く今日この頃です。


少し前に、(旧)中1の学年末テストの結果振り返りをしていたのですが、

その中で、オイラーの多面体定理の問題が出ていました。


この定理自体は非常に単純なもので、

(頂点の数)-(辺の数)+(面の数)=2

が多面体において常に成り立つよ、というものです。


そしてこの定理、というか式が中1の数学の教科書にのっているらしく、

それが学年末テストの穴埋め問題に出ていました。


僕が思うにですが、数学というのは、

①定義を正しく覚えること

②定理や、公式が、なぜ成り立つのかを理解すること

がまず大切なのではないかと思っていますし、

そのことを授業でも意識しています。


オイラーの多面体定理の証明は、中学一年生が理解するのは非常に難しいものです。

教科書に載ってる式だから丸暗記してね、テストに出るからね、

というのは、数学の先生として如何なものなのだろうか・・・・

と思わずにいられませんでした。


これから数学を学ぶ人、改めて数学の基礎を学びたい人たちには、

基本=定義とそこから導かれる定理

を大切に勉強してほしいと思います。




 
 
 

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